SEL70300Gで撮影(もちろん三脚使用)。
月食が撮れて嬉しかったが、等倍で見ると肉眼では見えない無数の色とりどりの星が写っていて、そのことにむしろ感動した。
サイモン・シン「宇宙創成」は、これまで読んだサイエンス本の中で最も感銘を受けた本。
読み終えた後、宇宙論の研究者に比べてあまりにスケールの小さい自分の仕事に愕然としたのを覚えている。
進む道を間違えたか?と思ったほど。
- 作者: サイモンシン,Simon Singh,青木薫
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2009/01/28
- メディア: 文庫
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ビッグバンモデルは当初、今日の宇宙の99%を占める水素・ヘリウムが形成される理由は説明できたものの、地球生命に必須の炭素を含む、ヘリウムより重い元素が形成される理由を説明できなかった。
しかし後に、現存する重い元素は星(水素・ヘリウムで形成される恒星)の中心部で形成され、超新星爆発などにより宇宙に撒き散らされたものであることが明らかにされた。
つまり私たちの体は星屑からできているのです。すごいことだと思いませんか?